以前からちょくちょくお伝えしていますが、むぎちゃんは異食症です。
今回は、むぎちゃんの体験談を踏まえて猫の異食症についてご紹介します!
なんでも食べるにゃ!
猫の異食症
元気な猫ちゃんでも紐や袋などで遊ぶ中で誤飲することはあると思いますが、異食症の猫ちゃんは執拗に食べ物以外のものを食べようとするところが特徴的です。
猫の異食症はウールサッキングとも呼ばれています。ウールサッキングとは「羊毛をしゃぶる」という意味。布製品などは特に餌食になりやすい傾向があると言われています。
ターゲットになるもの
次に、むぎちゃんの餌食になってきた品々をご紹介します。
布製品
やはり一番ターゲットになるのは布製品です。
「くちゃくちゃ…」と音が聞こえたときの恐怖は尋常じゃありません。
時には、抱っこしているときに着ている服を食べられることもありました。
今まで狙われたもの
✔衣服:ズボン、シャツ、キャミソール、アームウォーマー、衣類のタグ
✔首輪やハーネス
✔靴や靴紐
✔タオル
✔布団:掛け布団、こたつ布団、クッション
✔猫用ドームハウス
✔けりぐるみ
コード
布類と同じくらい狙われるのはコードです。
コードは齧られると感電する可能性があるので非常に危険です。
それだけではなく、食器棚や電子レンジなどはコードが切れると買い替えたり修理したりする必要があるので、お財布に大打撃です。
今まで狙われたもの
✔スマートフォン等の充電器
✔食器棚のコード
✔炊飯器のコード
✔電子レンジのコード
✔ベッドのコード(ベッド内部に入り込んで齧った)
紐
むぎちゃんに限らず紐好きな猫は多いですが、長い紐を食べると腸で引っかかって腸閉塞になるおそれがあるため、非常に厄介な代物です。
また、むぎちゃんは誤食のため開腹手術をしているのですが、麻酔から覚めるとすぐに点滴の管を齧ってお医者さんを驚かせていました。
今まで狙われたもの
✔ズボンやパーカーの紐
✔バッグや袋の紐
✔猫用のおもちゃ
✔点滴の管
チャック
チャックの引っ掛かりが好きなようで、気が付くとガジガジしています。
チャック自体を丸飲みすることはないのですが、その周辺のタグや布を食べてしまうことがあります。
今まで狙われたもの
✔湯たんぽ
✔化粧ポーチ(タグを食べた)
✔上着
紙類
少量であれば紙はお腹に詰まる危険性がさほどないのですが、段ボール等で遊んで齧り始めると誤食スイッチが入ってしまい、いろんなものを齧り出してしまうのが厄介です。
今まで狙われたもの
✔チラシや書類
✔段ボール
✔本
ビニール系
ビニールは紐と同じくらい腸閉塞になる可能性が高く、非常に危険です。こちらが想像もつかないものを食べるので対応が難しいです。
紐のところでお伝えしましたが、ポリ塩化ビニル製の猫用マットを食べた際は、吐き出すこともうんちになることもできなかったため開腹手術をしました。
生後半年を過ぎた時期だったため、少し早めでしたが避妊手術も同時にしています。
今まで狙われたもの
✔猫用マット
✔ジョイントマット
✔ウェットフードなどのパウチ
✔ウェットティッシュなどの包装
✔ビニール袋
✔薬剤の包装シート
植物
むぎちゃんは葉物が大好きで、特に白菜などは冷蔵庫から取り出す音を聞きつけてキッチンに侵入しておねだりするほど。ただ、キッチンには猫にとって有毒なものが潜んでいるので注意が必要です。
また、飼い主2の実家から毎年クリスマスシーズンにポインセチアやシクラメンといったお花をいただくのですが、実は猫にとって有毒なお花です。少量でも致死量になるおそれがありますので、残念ですが外や使わないトイレに置いたりしています。
贈るなとは言えない…
猫にとって危険な植物
✔玉ねぎ
✔にら
✔ポインセチア
✔シクラメン
✔ヒヤシンス
✔あじさい
などなど…
まとめ
今回のテーマは猫の異食症についてでした。
猫の誤食・誤飲に関しては、飼い主側が工夫することがなによりも大切です。
次回は我が家でどんな対処をしているのか紹介したいと思います!
今回ご紹介した症状や対策は全ての猫ちゃんに当てはまるとは限りませんので、心配な点や不明な点があればかかりつけのお医者さんに相談してくださいね!
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