雪にも夏の暑さにも負ける生き物、それは猫。
猫はもともと砂漠を生息地としていたヤマネコが祖先と言われており、暑さに強い印象がありますが、
実は全く暑さに強くありません。
今回は、猫の熱中症の症状や我が家で実践している対策についてご紹介したいと思います。
毎日暑くて嫌になるにゃん…
猫の熱中症の症状
我が家で気を付けて見ているポイントは、次の通りです。
1.元気がない、ぐったりとしてる
2.目や鼻、耳、肉球、口の中が赤い・熱い
3.食欲不振
4.うんちやおしっこの回数や量が少ない
5.脈拍や呼吸が早い、口を開けてハアハアしている
6.よだれが大量に出ている
7.嘔吐
8.震え、高体温、意識障害、下痢・血尿など
むぎちゃんは季節の変わり目が特に弱く、6月の暑くなり始めた時期が一番ぐったりしています。
幸い、5以降の症状は出たことがありませんが、猫は体が小さい分あっという間に重症化するおそれがあるため、気が抜けません。
我が家の熱中症対策
次に、我が家で実践している熱中症対策についてご紹介します。
1.エアコンフル活動
冬に限らず夏場もエアコンはフル活動です。夏場の設定温度は大体26~28度。電気代は馬鹿になりませんが、むぎちゃんの健康のためなら飼い主が頑張って働いて電気代を稼げばいいだけのことです。
2.ウェットフードを日頃から食べさせる
食事から水分を摂らせる寸法です。また、熱中症対策だけではなく、大食漢のむぎちゃんを太らせないためにウェットフードとカリカリを併用しています。加えて、ウェットフードはカリカリに比べて日持ちもするので、日頃から慣れさせておくと震災等が起こったときに非常食で確保していたウェットフードをスムーズに食べてくれるというメリットもあり、積極的に取り入れています。
3.チュールの水割り
朝と夜にチュールを水で溶いたものを飲ませて水分補給をしています。冬も乾燥して水分不足になりがちなので、冬場はお湯で溶いています。水で割っても魅力が衰えないチュール様に感謝…。
4.ブラッシングを行う
むぎちゃんはブラッシングがあまり好きではないため、積極的に行うとまでは言えないのですが、抜け毛が凄まじく熱がこもってしまいそうなので、機嫌のいい時を見計らって行っています。
5.お気に入りの場所を涼しくする
どんなに快適な場所が用意されていても、エアコンのついていないところや日差しが強いところで過ごしたがることがあるので、窓を開けて風通しを良くしたり、カーテンやペットハウスを用意して日陰を作ったりする工夫をしています。
6.体を冷やす
あまりにサンサン照りの中で寝ている時には、保冷剤なんかも使ったことがあるのですが、異食症のむぎちゃんは齧ってしまってダメでした。幸いフローリングでゴロゴロして体を冷やしている様子が見られるため、よっぽどの時でないと体を冷やすことはしていません。冷やしすぎも猫の体には良くないため、やるにしても加減については注意が必要そうです。
我が家の熱中症対策
1.エアコンをフル活用
2.ウェットフードを日頃から食べさせる
3.チュールの水割り
4.ブラッシングを行う
5.お気に入りの場所を涼しくする
6.体を冷やす
ためらわずに病院に行こう!
今回は猫の熱中症の症状と我が家で実践している対策についてご紹介しました。
大切な家族を守るために、日頃から健康状態をチェックしておくことが何よりも大切です。
今回ご紹介した症状や対策は全ての猫ちゃんに当てはまるとは限りませんので、不安なことや心配なことがあったら、ためらわずにお医者さんを受診しましょう。むぎちゃんも、6月頃にぐったりして食欲が落ちたり便秘気味になってきたりしたら、すぐにお医者さんに相談しています。
病院は嫌いだけど仕方がないにゃ…
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