北海道と言えば、うまい料理と広大な土地、そしてゴールデンカムイ。
「ゴールデンカムイの世界観に触れたい!」
「でも、それ以外の観光スポットも押さえたい!」
そんな欲張りな飼い主が考えた、網走・知床・釧路のモデルコースをご紹介したいと思います!

きつねとお話ししたいにゃん!


※マイマップを作ったのですが、アカウント名を非表示にできず…。画像で見にくくてすみません。




宿泊日数とレンタカーの必要性について
北海道の東部、いわゆる「道東」は自然豊かなエリア。そのため、見どころを絞ったとしても移動には相当な時間がかかります。
余裕をもって網走、知床、釧路を巡りたいのであれば、3泊4日がオススメ。
また、レンタカーはなくても巡れるとは思いますが、あった方が絶対楽だと思います。
道が広くて空いており、どこの駐車場も止めやすく、運転が苦手な飼い主が4日間運転できるほどだったので、比較的運転しやすいとエリアと言えます。
1日目
13時00分頃 女満別空港着+レンタカー手続き
飼い主が借りたレンタカー会社は、女満別空港の国内線到着ロビーにあるレンタカーカウンターで手続きをしてから店舗に向かう流れでした。空港から店舗までは少し距離があったため送迎バスで移動します。移動時間は5分くらい。
今回の旅は網走から釧路まで移動するため、女満別空港で借りて釧路空港で返却する、いわゆる「乗り捨て」にすると楽ちん。
レンタカーを借りたら、北海道旅行の始まりです!


14時00分頃 博物館網走監獄+昼食
ゴールデンカムイファンなら絶対押さえておきたい場所、網走監獄。
女満別空港から車で約20分で到着します。ちなみに駐車場はめちゃくちゃ広いです(大事)。
昼食をまだ食べていなかったため、網走監獄内にある監獄食堂でいただきました。


質素なのがリアルだけどおいしい。やはり素材が違う。土方さんたちもこんなご飯を食べていたのかな。
※営業時間が11:00 – 15:30(ラストオーダー14:30、10月1日からは14:00)のようなのでお気をつけください。
食べ終わったら早速入館です。入館割引もあるので、お得に入りたい方は公式サイトを要チェック!




館内は一部を除き、写真撮影ができるようです(営利目的や動画投稿サイトへの投稿などはもちろんNG)
網走監獄、敷地が広大ですし見どころもたくさんあるため、食事時間を入れると3時間以上滞在していました。
めちゃくちゃ楽しかった。
2日目
10時30分頃 網走市大曲湖畔園地
女満別空港から車で約25のところにある網走市大曲湖畔園地。
例年7月中旬~7月下旬と9月中旬~9月下旬がひまわりのベストシーズンで、9月中旬~9月下旬にはコスモスも見られるようです。
飼い主たちが行ったときはどちらもベストシーズンではなかった…。
それでも見晴らしがとてもよく、すがすがしい気分で2日の朝を迎えることができました。




12時30分頃 オシンコシンの滝
網走市大曲湖畔園地から車で1時間半ほどのところにあるオシンコシンの滝。
流れが2本に分かれているため、「双美の滝」とも呼ばれているようです。
「そこにエゾマツの群生するところ」を意味するアイヌ語に由来するそう。
知床八景の他、日本の滝100選にも選定されています。




13時00分頃 ウトロ港
ウトロ港はオシンコシンの滝から20分弱のところにあります。


昼食は『道の駅うとろ・シリエトク』で海鮮料理を食べました。


ゴリラ(飼い主2)は海鮮料理が苦手なのですが、北海道の海鮮は臭みがなくて食べられるらしい。贅沢なゴリラだ。
14時00分頃 オロンコ岩
知床観光船おーろらの乗り場近くにあるオロンコ岩。
アイヌ語で「そこに座っている岩」という意味で、かつて先住民族がこの岩で戦ったという逸話があるそう。






14時45分頃 知床観光船おーろら


コースは大型船の「カムイワッカの滝航路」を選びました。航海は大体1時間半。
大自然を感じられる船旅で、まさにゴールデンカムイの世界観そのもの。




16時30分頃 夕陽台
ウトロ港の近くにある、夕陽台展望台。
オホーツク海に沈む夕日を見る名所のようです。


二日目はウトロ周辺のホテルに泊まりました。
網走から知床までの移動時間が長かったため、早めにチェックインしてゆっくり休みました。
3日目
12時00分頃 神の子池
ウトロ周辺のホテルを10時頃に出発し、車で走ること約2時間。神の子池に到着です。
余談ですが、神の子池の近くの道は未舗装なところがあるので、飼い主は運転にめちゃくちゃ緊張しました。


周囲200m、水深5mの小さな池で、水温は8度ほどのようです。透明度が高く、青くて神秘的です。
摩周湖の地下水でできているよう。どうしてこんなに青くなるのか不思議。
12時40分頃 裏摩周展望台
神の子池から車で約20分。世界屈指の透明度を誇る摩周湖。
裏摩周展望台は、摩周第一、第三展望台の反対側にあるのでその名がついているようです。
標高は585mで、第一、第三展望台より低いため霧の発生が少なくきれいに見えるそう。


13時30分頃 道すがら昼食
走ってる途中にあったラーメン屋さんで食べました。
やはり北海道に来たら1回はラーメンを食べておきたいところ。


15時00分頃 弟子屈町屈斜路コタンアイヌ民族資料館
裏摩周湖展望台から車で約1時間のところにあります。


無料でアイヌ民族衣装試着体験ができました。


事前予約をすればコースターのアイヌ文様刺繍体験もできるようです。
ただ、新型コロナの流行状況によっては衣装試着やコースター作成体験は中止になることもあるかもしれません。事前にホームページなどで確認をした方がよさそう。
子熊の檻「エペレセッ」もありました。


15時30分頃 屈斜路湖周辺散策
掘ると温泉が出るという砂湯。


「元祖砂湯クッシー」なるものがいました。首元のリボン?がかわいい。


16時30分頃 硫黄山
屈斜路湖から車で約30分のところにある硫黄山。
アイヌ語では「裸の山」を意味する「アトサヌプリ」と言うそうです。
硫黄のにおいと立ち上る白煙で迫力満点。




活火山のエネルギーを実感できました。
名物のゆで卵を食べることもできます。


3日目はここまで。
湖に行ったり山に行ったりとアクティブに動きましたので、硫黄山近くの温泉宿に泊まりしっかり休みました。
4日目
11時00分頃 阿寒湖アイヌコタン
硫黄山から車で約1時間ちょっとのところにある「阿寒湖アイヌコタン」。
アイヌの古式舞踊を間近で見たり、民芸品を購入したりすることができます。
ゴールデンカムイの世界観をリアルに体験。










アイヌの刺繡には「魔除け」の意味合いがあるらしい。
飲食店もあるのですが、朝ご飯を食べすぎたせいかお腹が空いておらず、アイヌコタンでは何も食べませんでした。次に行ったときは是非、飲食店にも立ち寄りたいと思います。
少し時間が余ったので、アイヌコタンのすぐ近くにある阿寒湖畔展望台に向かいました。
阿寒湖畔展望台は、国設阿寒湖畔国設スキー場のゲレンデまで車で行き、斜面を徒歩で登るとあります。




すでに旅行4日目で疲れていたのと、なんだか野生動物が出そうな雰囲気にビビったのとで、展望台までは行かずにゲレンデで引き返しました。体力に限界を感じる飼い主…
17時00分頃 レンタカー返却+釧路空港発
阿寒湖アイヌコタンから釧路空港までは車で約1時間。
途中、『道の駅阿寒丹頂の里』でアイスを食べました。




レンタカーを返却して空港で手続きをした後、待ち時間にお土産を買ったりラーメンを食べたりしました。






アイヌコタンでも思ったのですが、フクロウの飾りが多いのはフクロウが「村を守る神」だからみたいですね。フクロウかわいい。
まとめ
今回は、ゴールデンカムイの世界観に触れながら巡る、網走・知床・釧路の旅についてご紹介しました。
豊かな自然とアイヌ文化に触れることができて、飼い主的には大満足の4日間でした。
北海道旅行に行く際はぜひ参考にしてください。
次回は、札幌と小樽について紹介したいと思います。
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