キャットドックとは、猫の健康診断のことです。人間ドックの猫バージョンですね。
今回はむぎちゃんの体験談を踏まえながら、キャットドックについてご紹介したいと思います!
病院行きたくにゃい
キャットドックのメリット
我が家はむぎちゃんが1歳のときから年に1回、キャットドックを受けています。
大きな理由は、むぎちゃんが異食症だから。
レントゲン検査で変なものがお腹にないか確認してもらっています。
それ以外にも、素人では気づけない病気があるかもしれないため、総合的に健康状態を見てもらえるととても安心です。
キャットドックを受ける理由
1.健康状態の把握
2.病気や異変の早期発見・早期治療
余談ですが、むぎちゃんが0歳の時にキャットドックを受けなかったのは、毎月のように病院を受診していたからです。
赤ちゃんの頃から神経質なむぎちゃん。それはそれはいろいろな症状を出しました…。この話はいずれ別の記事でお話ししたいと思います。
キャットドックの流れ
予約
むぎちゃんのかかりつけの病院では、毎年キャットドックのキャンペーンがあるため、その時期に予約をしています。
電話で「キャットドックを受けたいです」と伝え、日程調整を行います。このとき、注意事項や事前の準備などの説明があります。
採便・採尿
採尿・採便は病院でやってもらえることがあるようですが、むぎちゃんの負担が大きいので我が家では自宅で採取しています。
検尿に関しては病院でキット(スポイトと入れ物)をもらえるので、受診時にキットをもらって採取し、他の検査とは別日に提出することもあります。
採便方法
こういう時に限ってしないんですよね…。何かを察しているのかもしれない。うんちをするよう祈るのみ。
使い捨てのプラスチックスプーンで小さめの便をすくい、「うんちが臭わない袋」にスプーンごと入れて持って行っています。
採尿方法
最初は猫の採尿ってどうやるんだろうと思いましたが、病院の先生に教えてもらった方法が、システムトイレの受け皿にシートを敷かずに溜めるというもの。
我が家はずっとシステムトイレを使っているので、むぎちゃんに警戒されることなく採尿できるのはとてもありがたいです。
ただ、トイレが汚かったり猫砂が入りすぎたりすると正しい検査ができないようなので、採尿前にトイレを掃除すること、猫砂は少なくすること、おしっこを見逃さないこと、が必要です。
当たり前ですが、採尿した後はまた受け皿を掃除してシートを敷かなくてはならないので、そこはちょっと面倒くさいですね。
今は採尿シートやウロキャッチャーといった便利なグッズもあるようです。
受診
病院で行う検査はこちら。
・診察(触診)
・血液検査
・レントゲン
・検尿、検便(検体を提出)
先生にむぎちゃんを預けた後、飼い主は待合室で待機します。所要時間は約5分~10分。個人病院で完全予約制のため、待ち時間も検査時間もスピーディーです。
検査の様子は見えないので分からないのですが、レントゲンは仰向けで万歳の姿勢で撮っていると教えてもらいました。想像するとなんだかかわいい。
ただ、検査室からはむぎちゃんの「やめろ~」と言いたげな鳴き声が聞こえてくることがあります。むぎちゃんにとって検査はかなりのストレスですので、手際よく行ってくれるお医者さんには本当に感謝です。
検査が終わったらお会計をします。
結果を聞きに行く
結果は1週間ほどで分かりますので、再度予約をして飼い主だけ受診しています。
内容としては、レントゲンを見たり、検査の数値の説明をしてもらったりがメインで、何か困りごとがあれば相談をします。
ちなみに、むぎちゃんは前回のキャットドックでは特に異常はありませんでしたが、前々回のときはお腹に怪しげな物体がレントゲンに映っていると言われました。
開腹手術が必要なほどではないとのことで様子を見ていたところ、後日、便からポーチのタグが出てきました。
改めて、家の中に物を置かないようにしなければと反省しました。
費用
病院によって値段は様々なようですが、むぎちゃんのかかりつけの病院ではキャンペーン価格で
約9,000円です。
一般的な値段に比べだいぶ良心的だと思いますが、安くはない。
それでも、むぎちゃんの健康のために受ける価値は十分にあると考えています。
まとめ
今回はキャットドックについてご紹介しました。
お金や猫にかかるストレスを考えると、年に1回であっても病院に行くことに抵抗を感じるかもしれませんが、大切な家族の健康のために、若くても定期的にキャットドックを受けることをお勧めします!
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